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次世代のハイパフォーマンスコンピューティングをリードするオールプラットフォーム対応のUNIX(R)オペレーティングシステム |
1994年にIRIX 6.0が導入されて以来、IRIXオペレーティングシステムは常に進化を続けてきました。デスクトップ製品からサーバ製品まで、幅広いレベルのシステムを完璧にサポートするそのスケーラビリティは、他に追随を許さないものです。この特長を受け継ぎながら、IRIX 6.5はさらにスケールアップしたパフォーマンスで完璧なUNIX環境を提供します。
すべてのSGIプラットフォームに対応
IRIX 6.5はすべてのSGIプラットフォームをサポートします。現在の製品ラインであるOriginTM、Onyx2TM、OctaneTM、O2TMだけでなく、CHALLENGETM、Onyx(R)、Indigo2TM、IndigoTM(R4000)、Indy(R)など、IRIX 5.3からIRIX 6.4上で動作していたほとんどのアプリケーションにも対応していますので、再コンパイルする必要がありません。また、今後新しいプロセッサやグラフィックスを搭載したマシンがリリースされた場合にも、IRIX 6.5はサポートが可能です。
新しいパッケージング
IRIX 6.5では2種類のパッケージとして、ビジュアルワークステーション用のAdvanced Workstation Environment(AWE)と、サーバシステム用のAdvanced Server Environment(ASE)を用意しました。ASEおよびAWEは、インターオペラビリティやエンタープライズシステムの管理に効果的なツールを提供します。
2000年問題にも対応
IRIX 6.5はThe Open Groupが認証するUNIX 95に準拠しており、一部の機能はUNIX 98にも対応しています。また、POSIX、UNIX SVR4、2000年問題、X11、Motif、OpenGL(R)などの各種標準にも準拠しています。
IRIX 6.5およびバンドル製品は、X/Open標準により定義された2000年標準に対応していますが、各デベロッパは、アプリケーションが2000年に対応しているかどうか確認する必要があります。
ハイパフォーマンス
IRIX 6.5は、Origin 200TM/Origin 2000TM上でのベンチマーク(SPECweb96、LADDISS、SPECrate、AIM 7など)において、業界屈指のパフォーマンスを証明しました。さらに、OriginおよびOnyx2のシングルCPUモデルにおいても、リアルタイムで1/1000秒以内のレイテンシーを保証します。
OpenGLは、O2、Octane、Onyx2のグラフィックスハードウェアに搭載され、シンプルなモデルから複雑なグラフィックスアプリケーションまで最適化されたパフォーマンスを提供しています。また、テクスチャマッピング、Zバッファ、ジオメトリエンジン等はハードウェアでサポートされ、さらにO2においては、専用のイメージ圧縮エンジンも搭載し、膨大なデータを持つテクスチャイメージなどもリアルタイムに表示することが可能となりました。
シンメトリックマルチプロセッシング(SMP)スケーラビリティ
IRIX 6.5は、Origin上で128個までのプロセッサをシングルOSイメージでサポートするなど、卓越したSMPスケーラビリティを実現します。Onyx2においては64プロセッサまで、Octaneでは2プロセッサまでサポートします。マルチスレッド処理、スケジューリング、仮想メモリ拡張などを利用すれば、業界最先端のスケーラブルSMPパフォーマンスが実現できます。独自のメモリ拡張は、256GBおよび82GB/secのサステンドI/Oまでサポートします。さらにSGIのCC-NUMAアーキテクチャにより、共有メモリ処理、分散メモリ並列処理、クラスター構築が実現されます。
新しい信頼基準RAS
Reliability(信頼性)
IRIX 6.5は、数ヵ月にわたる動作チェックを行い、異機種環境におけるインターオペラビリティを保証しています。また、アプリケーションの不測のエラーに対するリカバリ機能も新たに追加されています。Checkpoint/Restartは、定期的にアプリケーションのスナップショットもしくはチェックポイントを記録する機能を備えており、アプリケーションがダウンした際にもチェックポイントが最後に記録した状態から作業を再開させることができます。IRIXボリュームマネージャXLVは、重要なデータのバックアップを自動的に保存しているので、ディスクフェイル時のデータ損失を未然に防ぎます。
IRIS FailSafeは、2台のサーバシステムでクラスタを構築し、互いのディスク内容を共有することで、システムの一つがダウンした場合でも、サバイビングシステムがダウンしたシステムのネットワークアドレスおよびファイルシステムを受け継ぎ、ダウンしたアプリケーションを再スタートさせ、ネットワークに再接続します。カーネルがクラッシュした場合でもIRIXは自動的に問題を分析し、再起動する際に問題のあるコンポーネントを除去してからシステムを立ち上げ、サポート要員が到着するまでの応急処置を行います。
IRIX 6.5はまた、Watchdog timerもサポートしています。これは一定間隔でシステムの信号を受け取り、信号が感じられなくなった場合、自動的に再スタートしてシステムを立ち上げるものです。
Availability(可用性)
IRIX 6.5に採用されている64bit XFSファイルシステムは、DMFなどの使用により仮想的に無制限のファイルシステム管理が可能です。これまでに数百テラバイトに及ぶファイル管理実績があります。
Serviceability(サービス)
Performance Co-Pilotなどのパフォーマンスモニタリングツールは、OSに影響を与える諸問題の早期発見に役立ちます。サポート診断ツールAvailmonは、エラーが重大なダメージだと判断すると、SGIのサポート部門に電子メッセージを送ります。IRIS ConsoleはあらゆるOriginシステムにコンソールサービスを提供し、リモートサービスやコンソールモニタリングを可能にします。
また、SGIは、IRIXを新しいリリース方式で行い、ユーザが簡単にシステムをアップデートできるようにしていく予定です。

![[SGI製品]](images/family.jpg)

