ハイプロダクティビティ・サーバおよびスーパーコンピュータ
ハイプロダクティビティ・コンピューティングの活用
ハイプロダクティビティ・コンピューティングとは、より効率的な作業を可能とする計算機環境の提案であり、これによって画期的な成果をもたらすことが可能になります。ピーク性能を追及するだけでは、プロダクティビティ-生産性-の向上を図ることは出来ません。ハイプロダクティビティ・コンピューティングの活用は、実際には効率的な作業を実現する以上の成果を得ることを可能とします。
例えば、飛行機の設計プロセスを根本的に変更する、または数百万ドルの新商品を市場に投入する場合など、ハイプロダクティブなシステムおよびスーパーコンピュータを使用することによって、目標とする成果をより短期間に達成することが可能になるのです。
一般的なITでのコンピューティングを超えて
一般的なITでのコンピューティングで求められる以上の環境が必要となる場合を考えてみましょう。ハイプロダクティビティ・コンピューティングとは、既存のプロセスをより効率的に運用するために、ERPシステムを導入するといったことではありません。
SGI の考えるハイプロダクティビティ・コンピューティングとは、より高い生産性とシステムの容易な導入を可能とするコンピューティング環境を提供し、それによって競合における優位性をユーザにもたらすものです。ユーザはコンピュータサイエンスに関心があるのではなく、自身の業務、研究におけるテクノロジの革新を目指しています。ハイプロダクティビティ・コンピューティングを活用することでワークフローの最適化、高速化を図り、ユーザのコンピュータへの関わりを、より本来の業務とプロジェクトに対する集中へとシフトさせることが可能となります。このようなテクノロジへの投資を行うことで、競合に比べてより最適な意思決定を迅速に行うことが可能となり、厳しい競争の中で有利なポジションを得ることができるのです。
ハイプロダクティビティ・コンピューティングのためのアーキテクチャ
SGI は、画期的な成果を得るための高い生産性を生み出すコンピューティング環境の実現には、次の3つがポイントとなると考えています。:
- システムのスケールアップに際して、レイテンシの増加が非常に少ない
- スケーラブルなリソース管理により、すべてのシステム・コンポーネント連動が可能
- 容易なシステム導入が可能
アプリケーションが必要とするコンピュータ・リソースに柔軟に対応
SGI のNUMAflexアーキテクチャでは、コンピュータが必要とする最高のリソースでシステムを構築し、導入することを可能とします。SGI のモジュール化コンポーネントは、要求される多種多様なコンピューティング環境に最適なコンポーネントの選択、及び組み合わせを可能にします。同時に、必要な計算能力に応じてシステム環境を増強したり、逆に分割することも可能です。SGI はこのNUMAflexを使用し、従来のIRIXオペレーションシステムでのスケーラブルシステムを提供します。例えば、非常に高いコンピュータの実装密度(ラック当りの計算リソース)とリアルタイムでの計算能力が必要な場合には、SGI (R) Origin(R) 製品ライン のハイパフォーマンス・システムおよびスーパーコンピュータをお薦めします。オープンソースでのスケーラビリティ、また他のLinuxシステムとの互換性などが求められる場合は、Intel(R) Itanium(R) 2ベースのスケーラブルなLinuxシステム 新製品 SGI Altix 3000 シリーズがあります。
これらのシステムでは、ジャーナリング機能をサポートした世界で最もスケーラブルなファイルシステムXFSが使用可能です。複数のホストとディスクストレージ間の直接かつ高速の物理的な接続を行い、しかもバンド幅の広いストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)を活用できます。さらに、IRIX、Solaris、およびWindows NTシステム間で直接ハイパフォーマンスなファイル共有を実現するCXFSによる高速ファイル共有システム環境の構築も可能です。
Whitepaper:スーパーコンピューティングのルネッサンス (PDF 2.4MB)