2008年2月12日
日本SGI が米ISC社と総販売代理店契約を締結
対話型並列計算プラットフォーム「Star-P」を国内販売
HPCサーバでデスクトップの数値解析ツールを高速並列処理
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日本SGI 株式会社(社長:和泉 法夫、本社:渋谷区恵比寿)は米インタラクティブ・スーパーコンピューティング社(Interactive Supercomputing, Inc.、略称=ISC、マサチューセッツ州)と国内総販売代理店契約を締結し、同社が開発・販売している対話型並列計算プラットフォーム「Star-P®」の国内向け販売を開始しました。
Star-PはThe MathWorks社のMATLAB® などの数値解析ツールをHPC(High Performance Computing)環境で動作させることができ、デスクトップ・コンピューティング環境では不可能な大規模データの高速計算処理を実現するプラットフォーム注1)です。
Star-Pは、これまで国内においては、米国SGI 社とISC社とのOEM契約に基づきSGI Altix®サーバ上で提供してきましたが、今回、日本SGI が独自にISC社と国内総販売代理店契約を締結したことにより、米国SGI 製品に限らずPCクラスタ用や各種サーバ向けにも広く提供していきます。
科学技術分野の研究者やエンジニア、そして経済アナリストに至るまで、各分野での問題や課題を解決するためには、数値計算によるアルゴリズム(算法)やプログラムの開発が不可欠です。そのため現在では、容易にプログラム開発が行え、しかもシミュレーションも可能なMATLABなどの数値解析ツールが幅広く使われています。 Star-Pは、数値解析ツールをデスクトップのクライアント環境とHPCのサーバ環境に対応させ、クライアントのツールをHPCサーバに透過的にリンクさせます。これによって、コマンドや関数を自動的に並列化してHPCサーバで処理し、高い操作性や使いやすいユーザ・インタフェースを継続しながら、これまでは扱うことが不可能だった大規模な問題も高速処理することができます。 通常、HPCサーバで並列計算を行うためには、C++やFORTRANなどのプログラムをHPCサーバに移植して並列化する必要があり、これらの移植作業には数カ月から数年というような工数を要しています。しかしStar-Pを導入することで、ユーザはこれらの作業負荷から完全に解放され、通常のデスクトップツールを使うのと同様に、手軽に大規模な並列計算パワーを利用できます。 またデスクトップ・コンピューティングは、ユーザが手軽に問題を処理することが可能ですが、プロセッサやメモリ容量に限界があります。一方、HPC環境はプログラムの並列化により高速・大容量処理が可能ですが、操作にはコンピュータの専門的な知識が求められます。 Star-Pは現在MATLABなどに対応していますが、将来的には、より多様な言語やソフトウェアへも対応していく計画です。 <標準価格> 注1):マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者と米国SGIのエンジニアが共同開発した並列計算プラットフォームです。 <ご参考>
●分子シミュレーション分野における活用 ●計算生態学における活用
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