日本SGI 株式会社
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プレスリリース
2004年10月28日

日本SGIと大明、IPテクノサービスが共同開発
小型・軽量ウエアラブル型「リスクマネージメントシステム」を開発、発売
「ViewRanger」で映像と音声を同時にモニタリング可能に

 日本SGI 株式会社(社長:和泉 法夫、本社:渋谷区恵比寿)と情報通信インフラ事業の大手である大明株式会社(社長:三原 種昭、本社:品川区西五反田)と大明の100%出資子会社である株式会社IPテクノサービス(社長:高島 洋一、本社:品川区西五反田)は、携帯監視カメラシステムとして、日本SGI の「SGI(R) ViewRanger」を核に、電気通信関係の工事・保守現場での各種危険作業を映像および音声の両方で記録および伝送する小型、軽量のウエアラブルなリスクマネージメントシステムを共同で開発しました。

 大明はNTTグループを中心に光ファイバー網の敷設をはじめ、高速・大容量の通信インフラや移動通信ネットワークの構築・保守サポートを中核に事業を展開しております。これらの事業では高架橋や鉄塔など高所での危険作業を行う場合が多く、安全と品質の確保が必須となっております。これら危険作業が的確に行われているかを確認したり、事故防止を目的として遠隔にいる監督者から作業員に対して指示・確認を行うなどの仕組みが求められていました。

 そのため、大明、IPテクノサービス、日本SGI の3社は、日本SGI のユビキタス環境に対応した世界最小・最軽量のマイクロエンコード・サーバ「ViewRanger」を核に、作業員のヘルメットに装着したCCDカメラ(視点確認用レーザポインタ付)と、マイクとイヤホーン付のヘッドセットを組み合わせて、映像と音声情報をローカルに記録できる「リスクレコーダー」及び遠隔モニタリングが可能な「リスクレンジャー」を開発したものです。

 リスクレコーダーの核となる「ViewRanger」は、基本機能として本体のマイクロエンコード・サーバが搭載している内蔵メモリに約2時間の映像情報を圧縮(MPEG4)して蓄積できます。さらに今回は、外部メモリとして1ギガ・バイトのCFカードを搭載することで、約8時間分の鮮明な映像および音声情報を蓄積することを可能にしました。
 CFカードはモーションJPEG(MJPEG)方式を採用しており、映像と音声を同時に蓄積し、映像と音声の情報をシンクさせて同時に出力することもできます。

 一方、リスクレンジャーは、現場の映像と音声を無線LAN、PHS等を利用して遠隔のパソコンでモニタリングできます。遠隔のセンター側では、作業をリアルタイムに確認し、また双方向の音声会話により適切な作業指示を行うことを可能とします。

 なお、携帯監視カメラシステムの特徴を整理すると以下のとおりです。
1)作業員の目線での映像及び指差し呼称時の音声などを記録できるため、作業員に対して安全かつ適切な作業実施への自覚を促すことができます。
2)作業員が標準手順に従って適正に作業を行ったことを証明することができます。
3)各種通信環境(無線LAN、PHS)により、離れた場所からでも現地作業をモニタ・録画でき、作業確認が必要な場合、双方向の音声会話により確認しながら作業を進めることができます。
4)蓄積したデータを検索・編集することで、未熟練者への訓練用、ヒヤリハット実例集、KY活動の研修用などに利用できます。
5)万一事故が発生した場合、その時点での状況が映像・音声で確認・再現でき、原因究明及び再発防止、事故報告資料などとして活用できます。

 日本SGI は6月1日に監視カメラ・ソリューションとして「ViewRanger」を発表しましたが、今回音声情報の蓄積も可能にしたことで、リスクマネージメントシステムを具現化する携帯監視カメラシステムとして、「ViewRanger」の機能をより強化したものです。

 大明は本「リスクマネージメントシステム」をまずは自社での導入を進めていき、さらにIPテクノサービスは他の建設業者や警備会社、防災関係機関等に対して代理店経由で12月から販売を開始する予定です。
 また、本商品は録画画面にタイムスタンプが挿入されているため、危険作業への適用だけではなく、各種工場等生産現場におけるプロセス管理や能率測定・分析ツールとして活用できるなど、幅広い応用が考えられます。

 今後も、「ViewRanger」を核として、日本SGI が提唱するブロードバンド・ユビキタス・ソリューションを拡充していく考えです。

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