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プレスリリース

Information(イベントレポート) IMC Tokyo 2009開催レポート

2009年06月22日

日本SGI株式会社は6月10日~12日の3日間、IMC Tokyo 2009実行委員会が主催し、CMPテクノロジージャパン株式会社の運営により開催されたメディア/コンテンツビジネス新時代を支える専門イベント「IMC Tokyo 2009」において、ファイルベース放送システムを実現する製品群と、それにより実現されるワークフローシステムについて紹介しました。
IMC Tokyo 2009では、高品質な映像、インタラクティブ性のあるコンテンツ、場所や端末に依存しないサービスなど、デジタルメディアを支える技術や製品、ソリューションが52社から紹介されました。今回、Interop Tokyo 2009などの同時開催のイベントを含めると、3日間で13万993人がイベントに来場しています。

        

■展示:「ファイルベース放送システムを支える新製品を紹介
日本SGIの展示ブースでは、ファイルベースの番組送出システムを実現する製品群のひとつであるOmneonや放送・VOD、Web、モバイル等多様なメディアフォーマット、コーデックに対応トランスコーダRhozet、多様なメディアフォーマットを一元管理・共有するWebアプリケーションJNICOL blueSKYの3製品と、これまでのシステム構築で日本SGIが培ってきた経験やノウハウを生かしたワークフローシステムの構築を実現する各種ソリューションが紹介されました。

製品群ではまず、デジタルメディアにおけるオンエアの信頼性とワークフローの生産性を向上するための機能を搭載した Ingest/PlayoutサーバOmneon Spectrumが出展されました。

またRhozetは、VOD、ウェブ、モバイルマーケティングのためのマルチフォーマット・コーデック変換ソリューションで、MXF、GXF、H.264など、あらゆるメディアフォーマットをサポートし、NTSC/PAL変換、ロゴ挿入、キャプション挿入、オーディオチャネルのマッピングなど、さまざまな機能を追加することで効果的なデータ変換を実現します。加えて、IN点OUT点を指定し、EDLなどから、オンライン映像データの作成もシステム化可能となっています。
           Omneon Spectrum            

さらにJNICOL blueSKYは、数GBの大容量コンテンツや数百万という大量のコンテンツを効率的に管理するコンテンツ・アセット管理システムです。登録、検索、閲覧、活用、管理という一連の作業を、サムネイルやマウスなどの直感的な操作で可能にすることで、コンテンツ管理における作業効率を飛躍的に向上させることができます。

これらの製品群を組み合わせることで、データの取り込み(Ingest)から送出(Playout)、データ変換(Transcode)、コンテンツ管理(MAM、QC、Distribute、Edit、Archive)に至る効率的なワークフローシステムを短期間で実現することが可能になります。ブースでは、ファイルベース放送システムに興味を持つ来場者が数多く訪れ、説明員の話に熱心に耳を傾けていました。

なお、日本SGIの製品群やワークフローは、たとえば株式会社フジテレビジョンが2008年12月1日に、世界に先駆けて稼動したMXF(Material eXchange Format)に対応したフルHD(High Definition:高精細)のファイルベース番組送出システムなど、数多くの企業に採用されています。

 

■セミナー:次世代のワークフロー「Mixed WorkFlow」を提案
日本SGIの営業統括本部 メディア担当 金子隆

6月10日には、幕張メッセ国際会議場で開催されたデジタルシネマワークフローサミットに、日本SGIの営業統括本部 メディア担当 金子隆が登場し、「SGIが提案するMixed WorkFlow ~WorkFlowのその先へ~」をテーマとしたセミナーを実施しました。

金子は、「デジタルシネマワークフローとブロードキャストワークフロー、どちらも撮影、取り込み、確認、編集、パッケージ、配信、上映・オンエアという大きな作業の流れは変わりません。今までデジタルワークフローと称されたものは、撮影から配信までの間の工程をすべてデジタル化し、共有スペースで作業できないかという課題からスタートしています。これからは、その先を見据えたワークフローを考えなくてはいけません。それが日本SGIが提唱するMixed WorkFlow、更なる最適化といえます」と紹介しました。

「Mixed WorkFlowではワークフローを考える場合に、(1)メタデータと映像・音声データ、(2)ファイルとベースバンド、(3)IT機器と映像・シネマ機器、(4)メタデータ中心とデータフロー中心、(5)密結合と疎結合、(6)部分最適化と全体最適化、(7)縦軸と横軸、(8)システムとヒューマンといったさまざまな2つの相反する事柄を“ハイブリッド”で考えることが重要です」(金子)

たとえば、ワークフローを考える中で重要なポイントのひとつとなるのが、標準化団体であるSMPTEにより標準化されたファイル交換のための規格「MXF」です。金子は、「映像そのものをEssence、ラベルをメタデータとするとMXFは、“テープ媒体またはケース”に相当します」と語り、MXFが標準化されることで、メーカーや機器に依存しないファイル交換が実現できることへの大きな可能性を示唆しました。

また、システムとヒューマンの切り分けのポイントでは、映像制作会社であるRhythm & Hues(R&H)の事例を紹介しました。R&Hの特長は、クリエイターのワークフローをサポートするパイプラインと呼ばれる専門職がいることです。以前は、R&Hでもワークフローのすべてをシステム化しようとしていましたが、システム化するところと人がやることを切り分けています。

金子は、「例えばすべてをシステム化すると、逆に複雑化し、無駄にコストも時間もかかる場合があります。効果的なMixed WorkFlowを実現するためには、どこをシステム化して、どこをシステム化しないかを明確にすることも重要です。本来の目的は、どれだけクリエイティブな時間を創出するか、またそのために何をするかであり、システム化が目的ではないということです」と話しています。

Mixed WorkFlowの具現化に向け日本SGIでは、IMC Tokyo 2009の展示ブースにも出展したOmneon、Rhozet、JNICOL blueSKYを中心とした製品の知識はもちろん、あるべき姿を明確にし、そして経験や実績から得た現実的な視点に基づいて、顧客の視点に立ったワークフローシステムの実現を、あらゆる面からサポートしていきます。

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