sgi e-News 最新号NO.114 日本SGI Webマガジン <01月20日配信号>
トピックス2
日本SGIのビジュアライゼーションのスペシャリストが提供する「Eco of IT」「Eco by IT」とは?
日本SGIが長年にわたり提供している“ビジュアライゼーション=可視化”の本質を一言で表現すると、
「数値データだけでは得られない新たな知見を一目でわかりやすく伝える」という言葉に集約されるでしょう。
例えば、われわれのお客様の中には世界最先端の研究者の方々がスパコンを駆使して地球温暖化の現状を調査し、
将来起こりうる地球温暖化の影響をシミュレーションした結果を可視化し、その情報を「一目でわかりやすく」
世界に発信されています。
このような地球規模の明るい未来を創造する研究活動を可視化という技術面から支援できていることは、
日本SGIの誇りです。
このように日本SGIが取り組むグリーンITすなわち「Eco of IT(ITシステムの環境負荷軽減と経済性の向上)」、
「Eco by IT(IT活用による環境負荷低減と経済性の向上)」に対して、いくつかのビジュアライゼーション・
ソリューションがあります。
日本SGI e-Newsでは、今号から3回にわたって具体的なソリューションをご紹介します。
今回は「デザインレビュー」。そして次号以降「リモート・グラフィックス」、「GPUコンピューティング」について
ご紹介します。
これらがいかに「Eco of IT」、「Eco by IT」を実現しているか、具体的に見てみましょう。
デザインレビュー
デザインレビュー・ソリューションは、「Eco by IT」のまさに王道といえるものかもしれません。
デザインレビューは、製品や建築物などの設計検討/評価業務に3DCGを利用して可視化するデジタル技術で、
日本SGIは従来からこの技術をベースとしたソリューションを製造業や建築分野のお客様に提供してきました。
このデザインレビュー・ソリューションでは、実際に物理的な質量のある「もの」をつくるのではなく
3DCGできわめてフォトリアルなデジタルデータを作成します。このため、ずばり「もの」をつくるのに
使われる資源を削減できるのです。
例えば自動車の設計評価では通常モックアップを作成しますが、これをデジタルモックアップとしてPC上で
表示できる環境に置き換えることで大幅な資源とコストの節約になります。
また都市設計では、風の通り道、流れ、風量、速度等をシミュレーションし、周辺の気温の上昇を可視化することで、
実際にビルを建設することなくバーチャルな空間で、例えば夏場に都市部で発生するヒートアイランド現象の発生を
緩和する設計ができるようになります。また建築分野では、モデルルーム全体を3DCG技術で合成することで、
建築資材を削減できます。
そして近年では、デザインレビューで使われるデジタルデータを広告宣伝に再利用する動きが広がりつつあります。
広告宣伝には、膨大なコストを使い、時には撮影セットを組みさまざまなシーンの撮影を行います。
例えば自動車のCM撮影では、海外の特定の景観で撮影したい場合など、自動車の輸送には大量の燃料が消費されます。
また撮影用に組み立てたセットは、撮影後には廃材となって捨てられます。
それに対して、デザインレビュー・ソリューションでは、設計検討や評価、広告宣伝のために物理的な「もの」を
つくったり動かしたり捨てたりする必要がないため、こうした資源を削減することができます。
では「Eco of IT」という視点ではどうでしょうか。
自動車業界や建築分野では、実寸大の自動車を表示したり、建築物への没入感が求められるため、
デザインレビューとして大画面のスクリーンにプロジェクターで3DCGの映像を投影するシステムを導入することが多くあります。
こうした大画面に映像を投影するためには、ワークステーションを複数台用いたクラスターシステムが使われます。
例えば4K(4096 x 2160)の解像度で映像を投影する場合、画面領域を4つに分割した2048 x 1080解像度の領域を
1台のワークステーションに担当させ、管理用も含めて合計5台のワークステーションのクラスターを構成する、というものです。
このようなケースの際、日本SGIはクラスターシステムよりもワークステーション1台のシングルシステムを提案し、
「Eco of IT」を追求しています。
先の例で、ワークステーション1台で4Kの解像度の映像を投影するには、1台で4チャネルのDVI出力ポートをもつNVIDIA社の
Quadro(R) PLEX 2200 D2を1台のワークステーションに接続することで実現します。
つまり、日本SGIが推奨するシングルシステムでは、クラスターシステムと比べて単純にワークステーションを5台から1台へと
1/5にでき、消費電力にして約68%も削減できるのです。
シングルシステム
- 日本SGI Asterism(R) ID412(ワークステーション) 最大消費電力:1200W x 1台
- NVIDIA(R) Quadro(R) PLEX 2200 D2 最大消費電力:480W x 1台
→ 標準的な消費電力*:840W
クラスターシステム
- 他社製ワークステーション 最大消費電力:1050W x 5台
→ 標準的な消費電力*:2625W
* 最大消費電力の50%を標準的な消費電力と仮定
近年のワークステーションに搭載されるCPUは性能が良いため、シングルシステムでも十分にパフォーマンスが出ます。
また、シングルシステムは、クラスターシステムと異なり、複数のワークステーションをネットワークで接続することがないため、
ネットワーク通信が原因のパフォーマンス低下も発生しません。
「デザインレビュー」、「リモート・グラフィックス」、「GPUコンピューティング」という三つのソリューションにおいて、
今回は「デザインレビュー」という観点から日本SGIのビジュアライゼーション事業が考える独特の「Eco of IT」、「Eco by IT」
という視点を紹介しました。
どのソリューションについても共通して言えることは、「Eco of IT」の効果を得るにしても「Eco by IT」を実現していくにしても、
システムを導入する際には、パフォーマンスを含めた事前の綿密な設計=コンサルティングが必要不可欠である、ということです。
日本SGIのビジュアライゼーション事業では、独自のソリューションとともに、今後もより付加価値の高いコンサルティングサービスの
充実と拡充をし、お客様に提供して参ります。
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スケーラブル・ビジュアル・クラスタ
SGI Japan Asterism(R)
Asterism Family(アステリズムファミリ)は、可視化の世界をリードする、クラスタタイプの柔軟なシステム構成の統合ビジュアライゼーション・プラットフォームです。
最新のグラフィックス・プロセッサを搭載可能で、先進のグラフィックス性能を発揮します。
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リアルタイム・デザインビューワ
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